武田信玄の武力を支えたのは郷土料理「ほうとう」だった!現代にも通じるその栄養価を検証【後編】 (3/3ページ)
特に注目に値するのがイノシシ肉で、こうしたジビエの脂分には、男性ホルモンであるテストステロンの量を人間の体内で増やす成分が含まれています。さらに、男性ホルモンの代謝に欠かせない亜鉛も豊富で、男性が基本だった戦国時代の武士たちにとっては、頼もしい栄養源だったに違いありません。
ちなみに男性ホルモンというと男性だけに関係する話に思われるかも知れませんが、現代は、男女に関係なく、男性ホルモンが多いと「老後うつ」のリスクが減少するという説もあるのです。
しかもそこに、各種ビタミン類やアミノ酸が含まれている上に、もともと鍋料理であるほうとうは汁にとろみがついているので、体を温める効果も期待できるわけです。ほうとうを食べた武田軍は、さぞかし戦闘意欲が漲っていたことでしょう。
参考資料
永山久夫「賢食物語第13話 賢人たちの食術 「武田信玄」と「ほうとう」」
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