「どうする家康」本多正信の寝返りでますます泥沼化…第8回放送「三河一揆でどうする!」振り返り (3/7ページ)

Japaaan

「鎗の半蔵」こと渡辺半蔵守綱。今後の大暴れにも期待。

また親子や兄弟が信仰と忠義に揺れながら、骨肉の争いを演じるさまは正しく地獄絵図だったことでしょう。

ちなみに石川数正(演:松重豊)も一向門徒でしたが、家康に忠義を誓うために改宗。父と戦いました。他にも多くの家臣たちが忠義を選んだことについて、家康はもっと感謝すべきです。

吉良義昭の調略に、家臣たちはどうする?

さて、相次ぐ裏切りに沈む家康陣営とは打って変わって、大盛り上がりの一向一揆陣営。奥座敷?で千代(演:古川琴音)がお酌していたのは吉良義昭(演:矢島健一)と松平昌久(演:角田晃広)。

史料を見る限り、三河一向一揆とほぼ同時期に叛旗を翻してはいるものの、連携した様子は見られません。でも話がとっ散らかっても何なので、共同戦線を張った説を採ったのでしょう。

「本来なら、吉良様こそが三河の主」

これは吉良家が松平や今川よりも家格が高い(吉良は清和源氏・足利氏の流れをくみ、今川の本家に当たる)ためで、世に「足利将軍家が絶えれば吉良が継ぐ」とさえ言われました。

しかしそう聞いて面白くないのは松平昌久。内心「家康を潰したら、次はお前の番だ」と言わんばかりの表情を覗かせていましたね。

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