「どうする家康」本多正信の寝返りでますます泥沼化…第8回放送「三河一揆でどうする!」振り返り (5/7ページ)

Japaaan

大河ドラマでは一向門徒の拠点へ攻め込む演出となっていましたが、一揆勢に内通していた土屋長吉重治(演:田村健太郎)は家康を「北が手薄」と罠に誘い込みます。

家康、危うし(イメージ)

果たして絶体絶命の窮地に陥った家康(家臣たちは、みんな家康を放って逃げたのでしょうか?薄情ですね)。やはり決意が揺らいだ長吉は家康をかばって身代わりに。

それから何やかんやあって(あの状態から、どうやって脱出したのでしょうか?なぜ一揆勢は長吉一人に動きを止めたのでしょうか?)、家康は岡崎城へ生還。

息絶え絶えの長吉から「油断するな。まだ近しい家臣に裏切り者がいる」と聞かされ、疑心暗鬼に陥った家康。いくら自分をかばってくれたからと言って、人の話を何でも鵜呑みに信じてしまう悪い癖は、ずっと直りませんね。

ちなみに『徳川実紀』によれば、家康は一人で救援に向かい、窮地に陥ったところを土屋長吉重治が助け出したとなっています。

……正月十一日上和田の戦に賊徒多勢にて攻来り。味方難儀に及ぶよし聞しめし。御みづから単騎にて馳出で救はせ給ふ。その時賊勢盛にして殆危急に見えければ。賊徒の中に土屋長吉重治といふ者。われ宗門に與すといへども。正しく王の危難を見て救はざらんは本意にあらず。よし地獄に陥るとも何かいとはんとて。鋒を倒にして賊徒の陣に向て戦死す。この日御冑の内に銃丸二とゞまりけるが。御鎧かたければ裡かゝず。……

※『東照宮御実紀附録』巻二「土屋重治見家康危急内応」

最後に「御冑の内に銃丸二とゞまりけるが。

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