「どうする家康」本多正信の寝返りでますます泥沼化…第8回放送「三河一揆でどうする!」振り返り (6/7ページ)

Japaaan

御鎧かたければ裡かゝず(二発の銃弾を受けたが、装甲が堅かったため裏まで貫通しなかった)」とあり、これが劇中で描かれた兜(冑は鎧とも兜とも解釈可能)の鉄砲疵にアレンジされたのでした。

それにしても、激しい合戦の最中でしょうに、陣頭で指揮を執るべき重臣たちがずらりと並んで悲しんでいるシーンにはやきもきさせられます。

悲しむのは勝った後にしなさい、このあほたわけが!(戦さの原因を作った張本人が、戦さから目をそむけてどうする!)私が瀬名なら、そう家康のお尻をひっぱたいたかも知れません。

次週・第9回放送「守るべきもの」

さて、優秀な軍師・本多正信の寝返りによってますます泥沼化しそうな三河一向一揆。今まで散々いかさま師だの何だのと嘲り倒した報いと言えるでしょう。

家康を狙った凶弾(イメージ)

劇中ショックを受けていたようですが、よく裏切らないと思いましたね?服部半蔵(演:山田孝之)や女大鼠(演:松本まりか)らに家臣たちを監視させようとする猜疑心があれば、真っ先に疑いそうな人物ですが……。ともあれ、正信は新天地での活躍に期待大です。

かつて今川義元(演:野村萬斎)より受けた「民こそ天下の主であり、武士は民に生かされており、見放されたら死ぬ」という教えをすっかり忘れてこの体たらくです。

子貢問政。
子曰、足食、足兵、民信之矣。
子貢曰、必不得已而去、於斯三者何先。
曰、去兵。
曰、必不得已而去、於斯二者何先。
曰、去食。

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