「どうする家康」甲斐の虎、ついに始動!そして女城主の壮絶な最期…第11回放送「信玄との密約」振り返り (5/9ページ)
境界線の「川切」とは?信玄との密約
格下扱いされたことに腹を立て、交渉の席を蹴った家康たち。本人のいないところで信玄を「甲斐の猫」などと笑っていると、いつの間にか大入道が出現。
信玄公とお茶をしながら押しくらまんじゅう、いつしか本人と気づいた時には刺客がこちらを狙っていました(せっかくなので、あのカラス天狗軍団をズラッと囲ませても怖さが引き立ちましたね)。
「猫は嫌いじゃない。起きたい時に起きて、寝たい時に寝る。わしもあやかりたいもんじゃ」永年にわたり「甲斐の虎」として戦い続け、天下に武名を馳せた信玄ならでは深みのあるセリフです。
さて、二つのお団子じゃなくて今川領の駿河と遠江。これを分け合う(共同で攻める)武田と徳川で盟約を交わしました。
……是よりさき信玄入道は駿府に攻入らんにハ。後を心安くせずしてはかなふべからずと思ひ。まづ当家に使進らせ。大井川を限り遠州ハ御心の儘に切おさめ給ふべし。駿州は入道が意にまかせ給はるべしといはせければ。……
※『東照宮御実紀』巻二 永禄十二年「家康與信玄約分領駿遠」
【意訳】駿府へ攻め込むに際して、信玄は家康に使者を発した。「大井川を境界として遠江国は徳川殿がお好きに切治め給え。駿河国は我らにお任せ給え」とのこと。