「どうする家康」甲斐の虎、ついに始動!そして女城主の壮絶な最期…第11回放送「信玄との密約」振り返り (8/9ページ)

Japaaan

田鶴の最期、家康の不覚悟

お田鶴の奮戦(イメージ)

そして今川の世を取り戻すため、家康の前に凛然と立ちはだかる女城主・お田鶴……あの、お田鶴様、ちょっと!?

……今回の彼女は、セリフと行動が実にちぐはぐ過ぎた感が否めません。領民に対して「そなたたちの暮らしは、この田鶴が守るでな」と言いながら、全然守る気がなかったのはなぜでしょうか。

今川の世を守りたいなら、まず家康に勝たねばならず、家康に勝つためには籠城して後詰(ごづめ。攻め手の背後を詰める、つまり援軍)を待つのが定石です。

彼女が守っていた引間城は、亡き夫・飯尾連龍(演:渡部豪太)が二度にわたって今川の大軍を退けた堅城。連龍の用兵を間近で学んでいた(※)彼女なら、これを活かさぬ手はありません。

(※)もちろん傍にいても学ばない可能性はあるものの、もしそんな危機感のない女性であれば、夫亡き後に城を守ろうともしなかったでしょう。

いや、そうは言っても今川家臣団は次々と武田へ寝返ってしまい、もはや彼女は孤立無援状態だった。だから華々しく散るべくいきなり出撃したのだ……そう考えられるかも知れません。

しかし先述した掛川城の朝比奈泰能(実際には子の泰朝)はじめ氏真を支え続けた忠臣はまだいましたし、もしその気ならば連携は十分に可能であったと考えられます。

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