「身長遺伝子」の特定か?人の身長は、軟骨の発達に関わる遺伝子から大きな影響を受けている (1/3ページ)
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身長の高さは遺伝子から大きな影響を受けていると考えられているが、具体的にどれがいわゆる「身長遺伝子」なのか、完全にはまだ理解されていない。
だが『via=ihub" target="_blank" title="" rel="noopener"Cell Genomics』(2023年4月14日付)」に掲載された研究によると、どうも身長は「成長板」という軟骨の遺伝子に大きく左右されている可能性があるようだ。
身長遺伝子の謎が解明できれば、いずれ、骨格形成不全で悩む子供の治療にもつながる可能性があるという。
・人の身長を伸ばす「成長板」
子どもや青年の骨の両側には、軟骨でできた薄い層がある。これを「成長板」という。
成長板は身長を伸ばすうえで大切な働きをしている。新しく軟骨細胞を作りつつ、それを骨細胞に変えることで、少しずつ骨を伸ばしていくのだ。
だがある程度の年齢になると成長板は成熟し、完全に硬い骨に置き換わる。だから大人になると、それ以上背丈は伸びなくなる。
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・マウスの軟骨細胞を育てる遺伝子を特定
最新の研究では、米ボストン小児病院とハーバード大学医学部に所属するノラ・レンサル氏らが、そうした身長が伸びるプロセスを解明するために、マウスの軟骨の遺伝子を分析している。
具体的には、遺伝子編集技術「CRISPR」でマウスの「軟骨細胞」から遺伝子を取り除いてみたのだ。もしも、それで軟骨細胞の成長に変化が生じれば、その遺伝子は身長を左右しているということになる。