バイキングの船葬墓で発見された儀式用と思われていた盾に、実際の戦闘で使用されていた痕跡を発見 (4/6ページ)
「おそらく、この盾は船に備えられた装備品で、乗組員が海上でも陸でも使っていたと考えるのが妥当でしょう」とウォーミング氏。・海の侵略者、バイキングの船
ゴクスタ船のような船は、バイキングにとって重要だった。この名前は、襲撃されたイギリス人が、北欧の侵略者を表すのに使っていた言葉からつけられた。
北欧人のすべてがバイキングだったわけではないが、8世紀以降、スカンディナビアで宝物や奴隷を略奪する行為が確立され、10世紀以降、北欧人がキリスト教に改宗するまで続いた。
バイギングの船は四角い帆を張り、風向きが悪いときや川を航行するときに使うオールも装備されていた。
こうした船は、クリンカー工法で作られた軽い船体だったため、浅瀬を航行することができ、陸地に近づいて、必要なときに船を陸に引き上げることができた。
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・バイキングの盾に関する謎は完全には解明されていない
ウォーミング氏は、ゴクスタ船の盾は追加の武具、あるいは戦時における力の誇示のためのものと考えている。バイキングたちは、白兵戦に挑むために船から飛び出していったのだろう。
これらの盾が実際に戦闘で使われた直接の証拠はないが、盾の突起には、不規則な刻みや疵跡がいくつも見られる。
「実戦で使われた可能性が示されるかどうか、使用状況の慎重な分析が必要です」とウォーミング氏は言う。盾は重要なものだが、白兵戦では見過ごされがちなのだという。