「最終新幹線に乗るために大急ぎのサラリーマンたち。大きなスーツケースを抱えた私と母がホームへの階段を上っていたら...」(岡山県・40代女性) (1/2ページ)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Eさん(岡山県・40代女性)
その日、Eさんは母と一緒に新幹線の最終便に乗ろうとしていた。
周りのサラリーマンたちも急いで駆けていく中、大荷物を運んでいたEさん親子は思うように階段をのぼれず......。

<Eさんの体験談>
20年ほど前、母と2人で海外を旅行した帰りのことです。それぞれが大きなスーツケースを持ち、新大阪駅から最終新幹線に乗るためにホームを目指し階段を上りました。
しかし、思いのほかスーツケースが重く、私達は一段上るのにも必死。そうしているうちに、発車を報せるベルが鳴り響き......。
見知らぬ男性たちに荷物を......階段を駆け上がっていく大勢のサラリーマンたちも、最終新幹線に乗り遅れないように必死でした。
やがて、周りにはとうとう私と母の2人だけに。母は「もう無理だ」と諦めてしまいました。
その時、2人の男性が階段を走り下りてきて、私達のスーツケースを抱え、再び階段を駆け上がって行ったのです。
私と母も無我夢中で階段を駆け上がると、スーツケースがホームに並べられていて、おかげで間一髪、最終新幹線に飛び乗ることができました。

助けてくださったサラリーマンの方達の特徴を記憶することができず、そのお姿を探すことができないまま、御礼を伝えることができませんでした。
あの時、ご自身も乗り遅れるリスクがあった中で、見ず知らずの母と私を助けていただきありがとうございました。