「職場で生きづらさを感じる」LGBTQ+当事者は、非当事者の約1.5倍に (2/6ページ)
■働くLGBTQ+当事者の7割以上が「職場でカミングアウト」していない
現在の職場において、同僚や上司に対してカミングアウト(自身の性自認や性的指向を誰かに打ち明けること)をしているかを尋ねたところ、有職のLGBTQ+当事者の7割以上(75.8%)が「カミングアウトをしていない」と回答しました。
この結果より、企業(職場)からは、LGBTQ+当事者の存在が「見えづらい」状況が考えられます。そのため、企業(職場)においてLGBTQ+当事者がいる前提での環境づくりやコミュニケーションが進みにくいことで、LGBTQ+当事者が職場で感じる不安や生きづらさにつながっているという可能性も考えられます。
■LGBTQ+当事者の3割以上が「やりたい仕事に就くことを諦めたことがある」
LGBTQ+当事者の3割以上(31.5%)が「当事者であることで、やりたい仕事に就くことを諦めたことがある」と回答しました。
■「やりたい仕事に就くことを諦めたことのある」約8割が「応募前」に諦めた経験
LGBTQ+当事者であることで、仕事に就くことを諦めた経験のある人のうち、約8割(78.1%)が「仕事に応募する前に諦めた」と回答しました。
やりたい仕事に就くことを諦めたLGBTQ+当事者は、仕事に応募する前の段階で何らかの障壁に直面している可能性があることが明らかになりました。
■「諦めた」理由1位は「多様な性のあり方について理解のない発言」
「LGBTQ+当事者であることで、やりたい仕事に就くことを諦めた理由」は、1位が「男性らしさ・女性らしさの決めつけなど、多様な性のあり方について理解のない発言をされた」17.1%、次いで「求人を調べているとき、採用企業にLGBTQ+に対する制度があるかわからなかった」「勤務中の髪型、化粧、服装(制服着用など)などの要件が希望と合わなかった」が共に13.1%という結果でした。