オンライン診療ってどんなことをするの? 現役医師が解説 (1/3ページ)
新型コロナウイルス感染症が流行ってから、オンライン診療が増えている。
今回はオンライン診療について解説する。
ビデオ通話で実施が基本オンライン診療は、画面を通して診察を行う。
患者側も医師側も、ある程度はパソコンなどを操作するスキルが必要だ。
電話で行うこともあるが、基本的にはビデオ通話を使って診療をする。
オンライン診療を行うクリニックや医療機関のホームページの中から、ビデオ通話を開始することが多い。
オンライン診療では軽い症状の相談を少し咳が出る、熱が出た、じんましんなどで悩んでいる等の軽い症状に対しては、オンライン診療が向いている。
しかし、お腹が痛い、胸が苦しいなどの症状では、実際に医師がお腹を触ったり、心電図などの検査が必要になることが多い。
オンライン診療では、患者の身体に触れたり、血液検査や画像検査などはできない。
必要に応じて、医療機関を受診するように勧められる場合もある。
常用薬をもらう時もおすすめオンライン診療では、症状が安定しており、薬をもらうだけの時にもおすすめだ。
例えば高血圧では、自宅での血圧が重要だ。
自分で測定し、血圧が安定していれば、薬をもらうだけで良い。