5月病で疲れた心を軽くする。公認心理士が解説するディズニー/ピクサー作品の魅力とは? (1/4ページ)
新しい生活でのストレスや疲労によって、心身に影響を受けやすい5月。そのことからこの時期の不調のことを【5月病】と呼ばれたりしていますが、そんな時期だからこそ、ディズニー/ピクサーの映画作品を見て、気持ちをスッキリさせてあげるのはいかがでしょうか。
そこで、心の専門家である公認心理師の南舞(ミナミマイ)さんに、映画を見ることでの心理的効果や、心理学の視点で、5月病を吹き飛ばしてくれるようなおすすめ作品を紹介してもらいました。
■映画を見ることの心理的な効用
映画を見ることによってストレスや疲労の緩和が期待できます。具体的にどのような心理的効用があるのかを、まず説明したいと思います。
◇ストレス対処に役立つ
心理学では、ストレスのもとになるものをうまく対処することを【ストレスコーピング】と言います。ストレスコーピングにはさまざまな種類がありますが、その中でも映画と関係しそうなのが、ストレス解消型コーピング。
ストレス解消型コーピングとは、ストレスを感じてしまった時に、一時的にストレスから離れ、自分が心地よく安心を感じると思うことをして、体の外にストレスを発散させる方法のことです。
ストレスフルな状況をすぐに解決することが難しかったとしても、お気に入りの映画を見ることで一時的にストレスを和らげることができるでしょう。
◇感情の浄化になる
心の浄化作用のことを心理学では【カタルシス効果】と言います。例えば、映画を見ていた時に『主人公が自分と同じ悩みを持っていて、共感して涙が出た』『現実では言えないことを代わりに言ってくれたようなセリフがあって、心がスカッとした』といった体験をしたことはありませんか?
それらはまさにカタルシス効果と言えるもの。目に見えない感情を扱うのはなかなか難しいものですが、映画というツールを使うことによって、比較的簡単に心の浄化を感じることができます。