【どうする家康】忠義の裏に秘めた野心…毎熊克哉が演じる大岡弥四郎(大賀弥四郎)の末路【後編】 (2/6ページ)

Japaaan

家康もまた、反省するところ大だったようです。

武田勝頼への内通が発覚

着々と兵を進めていた勝頼(イメージ)

……よて弥四郎をばめし囚て獄につなぎ。その家財を籍収せしむるにをよび。弥四郎が甲斐国と交通する所の書翰を得たり。その書の趣は。此度弥四郎が親友小谷甚左衛門。倉地平左衛門。山田八蔵等弥四郎と一味し勝頼の出馬をすゝめ。勝頼設楽郡築手まで打ていで先鋒を岡崎にすゝめば。弥四郎    徳川殿といつはり岡崎の城門を開かしめ。その勢を引き入れ   三郎殿を害し奉り。その上にて城中に籠りし三遠両国の人質をとり置なば。三遠の者どもみな味方とならん。しからば   徳川殿も浜松におはし。かねて尾張か伊勢へ立のき給はん。是勝頼刃に血ぬらずして三遠を手に入らるべしとなり。勝頼この書を得て大に喜び。もし事成就せんには恩賞その望にまかせんと。誓詞を取かはして築手まで兵を進めけり。かゝる所に悪徒の内山田八蔵返忠して信康君にこの事告奉りしより遂に露顕に及びしなり。……

※『東照宮御実紀附録』巻三「誅大賀弥四郎」

さて、さっそく弥四郎を捕らえて投獄し、財産を没収した家康。捜査を進めたところ、弥四郎が甲斐の武田勝頼と密通していた証拠の書状が見つかりました。

そこに書いてあったのは、こんな企みです。

弥四郎の親友である小谷甚左衛門(おだに じんざゑもん)・倉地平左衛門(くらち へいざゑもん)・山田八蔵(やまだ はちぞう)が共謀して勝頼の軍勢を手引きして、徳川方と偽って岡崎城へ招き入れます。

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