男性の座りション大国ドイツ、その背景にあるもの。そして日本は? (3/6ページ)
「Big Think」誌によると、このような流れの象徴とも言えるのが、2004年に発売された「WC-Geist(トイレのお化け)」なる装置なのだそう。
このお化けのようなデザインの装置を便座の下に設置しておくと、便座を持ち上げた時に、「便座を倒して、座って用を足してください」というメッセージが流れる。
お好みでアンゲラ・メルケルやヘルムート・コールなど、歴代首相の声にすることもできるのだとか。
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■ 衛生面と健康面、両方の理由で座りション推進
ドイツでおしっこの仕方に関する男性の意識改革が進んだのは、2000年代前半以降のことだ。
それ以前、男性にとってシッツピンクラーは、「弱虫」のニュアンスがあるどちらかといえば侮蔑の言葉だった。
だがその頃、特に集合住宅のような共有施設では、男性に座って排尿するよううながす標識が掲げられるようになる。
そして今では親たちが、自分たちの子供に座っておしっこをするよう躾けるようになっている。
その背景には、衛生面と健康面の2つの理由がある。
衛生面はわかるだろう。立っておしっこをすると、盛大に飛び散ってトイレを汚してしまう。自分で掃除をするならまだしも、それを放置する人もいるのだから問題視されるのも仕方がない。