高知の「カツオのたたき」は何故ニンニクたっぷりなのか? 「土佐伝統食研究会」に聞く独自の食文化 (1/2ページ)
2023年5月、とあるツイッターユーザーが投稿した「高知でかつおのたたきを注文すると、にんにくが食べ切れないほど出てくる」といった内容のツイートが、大きな反響を呼んだ。

その投稿を受けてツイッター上には、高知県民や出身者をはじめ高知を旅行した人などから、さまざまな感想が飛び交っている。
例えば、こんなものだ。
「カツオが見えないくらい、ネギと茗荷とニンニクが山盛りで出てきたものでしたw」「タタキと一緒にだけでなく薬味だけで食べたりもするのでニンニク足りなくなります」「たたきは薬味がメインデリッシュ」「土佐っぽの知人は生にんにくを左手に持ってボリボリかじりながら右手でタタキを食べ酒を飲みます」「小さい頃から実家ではニンニクを玉で齧ってました。消費量ハンパないので、植えてました」
高知県民はそんなに「ニンニク」が大好きなのだろうか......?
Jタウンネット記者は、専門家に詳しい話を聞いてみることにした。
高温多湿な気候を乗り切るため?Jタウンネット記者が電話したのは、高知県立大学健康栄養学部の彼末(かのすえ)富貴先生だ。
「土佐伝統食研究会」のメンバーでもあり、土佐の伝統料理について研究している。
彼末先生によれば、高知県の県魚でもあるかつおは県内では日常的によく食べられており、今では一年中スーパーなどで販売されているという。
そんなかつおを使ったたたきのニンニクが「超大量」なのは、事実なのだろうか?
「たたきの上に、スライスしたタマネギや青ネギ、大葉などの薬味をちらし、酢や醤油をかけるのですが、ニンニクだけは別盛りにして、一箇所にまとめてドーンと置くのが、一般的ではないでしょうか(笑)。