猿人ルーシーは、強靭な脚の筋肉を持ち、完全な直立二足歩行をしていたことが明らかに (1/5ページ)
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ルーシーの予想復元 / image credit:WIKI commons CC BY-SA 4.0
ルーシーは、エチオピアで発見された318万年前の化石人骨で、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の女性だ。
アウストラロピテクス・アファレンシスの運動行動についてはこれまで、ほぼ完全な二足歩行をしていたと考える学者もいれば、手をついて四足歩行することもあったと考える学者もいた。
だが、最新の研究により3Dで脚と骨盤の筋肉組織の復元を行ったところ、彼女が驚くべき筋力を持ち、我々現代人と同じように、しっかりと直立二足歩行で歩いていたことが明らかとなったという。
・ルーシーの筋肉組織を3Dで復元
最新の研究で、ケンブリッジ大学の研究者、アシュリー・ワイズマン氏が、3Dコンピューターモデルで、初めてルーシーの軟組織をデジタル再生した。
脚と骨盤の筋肉組織を再現したこの映像は、時に樹上生活もしていたと思われるこの人類の祖先が、300万年以上も前に、現代人と同じように完璧に直立歩行していたことを裏付けている。