成功を手にするには、16%失敗する必要がある【ライフハック】 (5/6ページ)

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 スマートフォンが台頭する10年前の1990年代後半、モトローラは、イリジウムという衛星電話プロバイダーをたちあげた。

 このイリジウムは当初の計画では、地球のまわりを周回する77個の衛星ネットワークが必要だったため、原子核のまわりを77個の電子が周回している、元素周期表77番目のイリジウムにちなんで、この名がつけられた。

 地球上のどこにいても完璧に受信できるグローバルな電話ネットワークと、通話料金の低価格を売り物にしていた。

 今日でも、もっとも高性能なスマホでさえ、数十年も昔のイリジウムのテクノロジーにたちうちできない。

 イリジウムの株が出回ると、ウォール街のお歴々たちは狂喜乱舞し、明瞭な音声通話と完璧な接続を重視したモトローラの携帯電話は、法外な高額になった。

 イリジウムの幹部は、製品の欠陥に関してゼロ容認(小さな違反に対しても法律・罰則を適用する方針)を採用したが、それはユーザーが望んだことではなかった。

 彼らは、大幅に安い電話機やサービスプランと引き換えに、多少音声が聞こえにくても、通話切れが多くなっても、そちらのほうを受け入れたかったのだ。

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・重要なのはうまく失敗すること、失敗を容認すること
 いつも行き詰るのは必ず、あまりにも完璧を頑固に追求しすぎることだ。

 なにもかもを完璧にはできない、挫折や後退はある程度必要なものだと考えると、次に出てくる問題は、それにどう対処するかということだ。

 物事が思ったとおりに進まない15.87%の場合に、どうやってその状態とつきあうか?

 答えは、ただ単に失敗するだけでなく、うまいく失敗することだ。天才と呼ばれる人たちは、ほかの誰よりも失敗するのがうまく、ただでは転ばないのだ。
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