墓泥棒が死者の呪いを防ぐため古代の墓に置いたオオカミの頭蓋骨(ルーマニア) (1/4ページ)

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墓泥棒が死者の呪いを防ぐため古代の墓に置いたオオカミの頭蓋骨(ルーマニア)
墓泥棒が死者の呪いを防ぐため古代の墓に置いたオオカミの頭蓋骨(ルーマニア)

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 ルーマニアと言えば、吸血鬼ドラキュラ伝説で有名だが、それ以前から霊に対抗するために、呪術めいた儀式が行われていたようだ。

 最近になって、オオカミの頭蓋骨が置かれた墓が発見された。この墓は約2000年前のもので、オオカミの頭蓋骨をここに置いたのは、墓泥棒だ。

 墓泥棒は、死者の霊から身を守るために、オオカミの頭蓋骨を遺体を埋めた墓の上に置くことで、呪われるのを防いだという。

 この埋葬地の発見により、当時の興味深い埋葬の風習や、文化的意義が明らかになりつつある。

・木の棺に入れられ火葬した遺体を埋めた埋葬塚を発見
 この墓は、ルーマニア南東部の小村ケイア郊外の農地で発見された。

 2008年以降、この地域は考古学的に注目されてきたが、2022年に地球物理学的な調査が行われ、地下にふたつの墓がある、直径75メートルの埋葬塚が見つかった。

 ひとつは、埋葬塚のちょうど真ん中にあり、穴が掘られていて、そこで木の棺に入れられた遺体が副葬品と共に火葬されたようだ。

 その証拠は、穴の壁や底に焼けた痕跡が見られるだけでなく、一部が燃えた木の破片や、装飾だったと思われる青銅製の金具や釘が残されていた。

 だが、火葬されたはずの骨そのものは、ほとんど残っていない。火葬後、穴の上に木の板が置かれ、墓は埋められた。
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