長年の謎だった9番目の「デデキント数」が32年の探求の末、数学者により発見される (2/4ページ)
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(左から右へ)点のサイコロならデデキント数は2。線のサイコロなら3。平面のサイコロなら6、立方体の普通のサイコロなら20だ。デデキント数はどんどん増えていく / image credit:public domain/wikimedia
わかりやすいようにサイコロといったが、このサイコロは3次元の立方体である必要はない。
2次元の平面のようなサイコロでもいいし、1次元の線や、なんなら0次元の点のサイコロでもいい。その逆に4次元以上の理解不能な形状をしたサイコロでもかまわない。
点のサイコロなら答えは簡単、デデキント数は2だ。線のサイコロなら3、平面のサイコロなら6だ。
ここまでは小さな数だが、この先はどんどん数が大きくなってくる。
たとえば、ごく普通の立方体のサイコロならデデキント数は20、1991年に当時最強のスーパーコンピューター「クレイ2」を使って発見された8番目の数は23桁もある。
つまり新しいデデキント数を発見するのは、桁違いに難しくなっていくのだ。