長年の謎だった9番目の「デデキント数」が32年の探求の末、数学者により発見される (3/4ページ)
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・42桁におよぶ9番目のデデキント数
パーダーボルン大学とルーヴェン・カトリック大学の研究チームは今回、高度に特殊化された並列演算ユニットを搭載するスーパーコンピューター「ノクトゥア2( Noctua 2)」の力を借りた。
そして32年ぶりに発見された9番目のデデキント数 D(9)は、冒頭で述べた通り42桁の巨大な数だった。
今回の新しいデデキント数探しは、ルーヴェン・カトリック大学のPatrick De Causmaecker氏が考案した「P係数」という数学的手法が使われたという。
これは強力な数式で、普通のノートPC上で計算させれば、23桁ある8番目のデデキント数ですらほんの8分で弾き出すことができる。
ところが、同じやり方で9番目のデデキント数を求めようとする数十万年もかかってしまう。だからこそスーパーコンピューターの出番だったわけだ。
どうやらぶつぶつ独り言を言いながら、黒板や紙に複雑な数式を書き殴る数学者のイメージは、もはや古いものであるようだ。
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実際、つい最近もコンピューターモデリングによって「絶対に繰り返されない不思議なタイル」が発見さている。