「いが餅」に込められた農村のつつましい願いとは…伝統和菓子のさまざまな起源説を紹介 (1/3ページ)

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「いが餅」に込められた農村のつつましい願いとは…伝統和菓子のさまざまな起源説を紹介

「いが餅」の味わい

和菓子が好きな人なら、一度は「いが餅」を食べたことがあるでしょう。大福や普通のまんじゅうなどと比べると知名度は低いですが、日本の伝統的な和菓子のひとつです。

いが餅

「餅」という名ではありますが、餡を包んでいるのは、うるち米をひいて作った上新粉です。上新粉をこねて作った生地で餡を包むという作り方は、主に新潟県に伝わる「しんこ餅」とも共通していますね。

いが餅の特徴は、丸いフォルムと、奥ゆかしいパステルカラーによって色づけられたもち米が載っている点でしょう。この色は淡い桃色や黄色、緑色などさまざまな種類がありますが、地域によっては一色だけしか用いないこともあるようです。

ちなみに、色がついているとそれだけで何かの味がしそうですが、特に餅以外の味はしないのが一般的です。ただ、製造元によっては緑色のカラーにはヨモギの風味を加えるなどの工夫もなされているようです。

いが餅の起源は?

さて、このいが餅の起源については、多くの説があります。いが餅自体が東北~中国・四国地方に分布しているのでさまざまな説があるのも当然かも知れません。以下でいくつかご紹介しましょう。

まず、いが餅の「いが」は「伊賀」であるとする説があります。現在の愛知県の三河地域に伝わる「いがまんじゅう」は、もともと三重県の伊賀から伝わったという伝承があるのです。

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