人はなぜ、年を取るにしたがって声質が変わってくるのか?声を若く保つ秘訣は? (1/4ページ)
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どんなにハリのある艶やかな声の持ち主だったとしても、中年にもなれば声色は落ち着きと深みを帯びはじめ、やがて低い声へと変わっていく。
歳をとるにつれて身体が衰えるように、声を出す「声帯」もまた老化する。だから声質がだんだんと変わってくるのは仕方がない。
そうは言っても、誰だっていつまでも若く美しい声を保ちたいのが心情だ。幸いなことに、声を若く保つためのアンチエイジング法ならあるそうだ。
・私たちの声はどうやって作られているのか?
普段何気なく出している声は、「声帯」によって作られている。
声帯は「喉頭」(男性なら喉仏に触ってみよう。それが喉頭だ)にあるのだが、じつはここは気管の手前にある空気の通り道だ。
そのおかげで、肺から吐き出される空気がここを通るときに、声帯が振動する。それによって出る音が声だ。
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だが、私たちがあれほど多種多様な音声を出せるのは、声帯がとても複雑な作りをしているからだ。
この器官は、「声帯筋」と「声帯靭帯」、それらをおおう「粘膜」で構成されており、約17もの筋肉で位置や緊張をコントロールできる。これが声の豊富さの秘密だ。