「車で家に帰る途中、迷子になった20歳の私。サングラスに金ネックレスのオジサンが教えてくれた道を走ると...」(熊本県・50代女性) (1/3ページ)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Nさん(熊本県・50代女性)
30年以上前、大学2年生だったNさんは夏休みに車で友人の家に行った。
行きは地図通りに進めたが、帰りは道に迷ってしまい......。

<Nさんの体験談>
今から30年以上も前、私は大阪の八尾に住む20歳の大学2年生でした。
夏休みのある日、高槻に住む友人から「車で家に来ない?」と誘われた私は、 軽い気持ちで「うん」と頷き、八尾から高槻まで車を走らせて友人の家に向かいました。
道に迷った末に...ナビなど無い時代だったので、地図を片手に車を走らせました。 行きは地図通りにスイスイ行けたのですが、問題は帰りです。
車の免許取得からやっと1年が経過したところで、運転はほぼ初心者だった私は 「行きの道と同じ道を走ればいいじゃん!」と簡単に考えていたのですが、行きと帰りでは同じ道でも見える景色が違います。
行きで見えたものが帰りは見えず、逆も然り。その「景色の違い」に惑わされ、曲がるべき場所を間違えてしまいました。そしてとうとう道に迷ってしまったのです。
地図は持っていましたが、もう自分がどこを走っているのか全く分からなくなり、泣きそうになってしまいました。

仕方なく車を停め、近くで歩いていたおじさんに「道に迷ってしまいました。八尾に帰りたいんですけど、道が分かれば教えて下さい」と声をかけました。