脱腸(鼠径ヘルニア)は手術すべきなのか? 現役医師が丁寧にアドバイス! (1/2ページ)
脱腸は、専門的には鼠径(そけい)ヘルニアと呼ぶ。
小さい子どもだけではなく、大人も発症する。
よくある病気のひとつだが、治す方法は手術しかない。
しかし、放置している方が多いのも事実だ。
今回は大人の脱腸は手術すべきなのか、それとも放置しておいても良いのか、などについて解説する。
鼠径ヘルニアとは?そもそも鼠径ヘルニアとは、腸がお腹の中から外に出てくる疾患だ。
両足の付け根が、少し膨らんだり、また元通りになると、鼠径ヘルニアが疑われる。
また、男性に圧倒的に多いのも特徴のひとつだ。
日本人の男性の3人に1人は、発症すると言われている。
鼠径ヘルニアが発症する原因としては、加齢や体質によって筋肉が衰えることが考えられている。
また、太りすぎによりお腹の圧が高いのも原因のひとつだ。
そして、便秘などでいきみすぎて、腹圧がかかるのも誘因とされる。
治療は手術のみ大人の鼠径ヘルニアを治すには、手術以外の方法では一般的に不可能だ。
ヘルニアを治す体操なども紹介されていたりするが、基本的に効果がない。
また、ヘルニアバンドといって、ヘルニアで膨らんでいる部位を押さえつけるベルトもあるが、これも治療にはならない。
単に腸が出てこないように、外から押さえつけるだけだからだ。