チーズケーキはいつ「定番」になった?日本人のチーズおよびチーズケーキ受容の歴史【前編】 (3/4ページ)

Japaaan

スフレチーズケーキ

ちなみに後編でも述べますが、スフレチーズケーキの発祥は日本だと言われています。これが本当なら、まだ当時多くの人にとって馴染みが薄かったチーズすらも、日本人は輸入直後からさっそく独自のアレンジを利かせて食べる方法を模索していたことになります。

浸透しないチーズ

いずれにせよ、この段階ではまだチーズケーキは普及しませんでした。

多くの定番洋菓子の場合、「明治時代に特定の洋菓子店が日本初の〇〇ケーキを発売した」と何からしらの記録が残っているものですが、チーズケーキの場合は当初から誰も売るつもりがなかったのか、そういった記録が見当たりません。

理由はいくつか考えられます。明治時代はまだ肉食が解禁されて間もない頃で、牛肉や牛乳、バターなどは珍しくなかったものの、人々はチーズの独特の味や匂いにはまだ馴染めなかったのかも知れません。

また、冷蔵技術が発達していないので、ケーキ自体がまだ高級品だったことも大きいでしょう。

【後編】では、戦後にようやくチーズケーキが普及するようになった流れを解説します。

「チーズケーキはいつ「定番」になった?日本人のチーズおよびチーズケーキ受容の歴史【前編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、明治時代チーズケーキ食文化雑学スイーツカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る