風邪のとき受診すべきは耳鼻科?それとも内科? 現役医師の見解とは… (1/3ページ)
風邪をひいた時、何科を受診するか迷う時があると思う。
選択肢としては、内科か耳鼻科が多い。
その他、小児科や産婦人科を受診すべき場合もある。
今回は、それぞれの科を受診するのがおすすめの場合や特徴について解説する。
のどや鼻の症状が強い時には…花粉症やアレルギー性鼻炎などで受診することが多い耳鼻科だが、風邪の診療にも対応している。
特に、ひどいのどの痛み、鼻水がとまらないなどの症状がある方は、耳鼻科を受診するのがおすすめだ。
また、耳鼻科では、ファイバースコープという専門的な器具を使えることが大きなメリットだ。
ファイバースコープ検査は、鼻から細長いカメラを挿入し、鼻やのどの観察を行う。
ファイバースコープを用いると、鼻やのどの粘膜の状態や腫れ上がり、膿の状態などを直接目で見てチェックできる。
どの部位にウイルスが感染し、炎症が強く起きているかを把握できるのだ。
そして炎症が起きている部位に対して、治療に必要な薬を選びやすい。
また、検査と同時に鼻水や痰を吸引し、洗浄できるため症状の改善も期待できる。
風邪の合併症も対応可能風邪をひいた時に、はじめは軽症でも重症化してしまい、合併症が起きることがある。
合併症として比較的多いのは、副鼻腔炎や中耳炎などだ。
このような病気は耳鼻科の専門領域であるため、早めの対応が可能である。