熱中症で「死なない緊急10か条&100均グッズ最新20【画像】備えあれば憂いなし!!「神アイテム」リスト (2/6ページ)
■厚生労働省の統計による屋内のリスク
「午前中、風通しの悪いところで足場を組み立てていると、右足が痙攣を起こしたため作業を中断。休息所で水を2杯飲んで15分ほど休憩した後、作業に戻ったといいます。ところが、昼食時に急に気分が悪くなり、歩けなくなったため、治療を受けました。水分補給や休息が十分でなかったこと、体を冷やす設備(エアコンなど)のない場所で作業していたことが原因です」(前同)
屋外での作業はリスクが高いのだ。
ただ、厚労省の統計によると、実際は熱中症の死亡者のうち56.5%の人が、屋内で亡くなっている。
「屋内も危険です。かつては、強い直射日光に長時間当たることで発症する不調を“日射病”と呼んでいました。00年から、すべて熱中症という表現に統一されましたが、高齢者は、その日射病の時代の印象が強く、熱中症は屋外でかかるものと誤解しているんでしょうね」(同)
自宅や屋内では熱中症にかからないという認識は、改めるべきなのだ。
■自覚症状がない場合も
さらに怖いのは、自覚症状がない「隠れ熱中症」だ。自覚症状がないため、いきなり頭痛や吐き気、痙攣や意識障害を起こし、救急搬送となる。前出の三宅氏が、解説する。
「高齢者の場合、若い人に比べ、特に気づくのが遅くなる傾向があります。加齢によって基礎代謝が落ちているため、若い人たちとは逆に、実際に体の中が温かいほうが心地よいと感じてしまうことがあるからです」
厄介な“隠れ熱中症”を見つける方法はないのか。
「まず、自分が今、どういう環境下にあるか冷静に判断してください。炎天下の中を歩いていた後になんらかの体調変化があったら熱中症である可能性はありますが、逆にエアコンのよく効いた室内にいたのなら、その危険性は低いはずです。あとは便でチェックする方法です。便が硬いというのは、体の中の水分が不足している状態だと言えます。