熱中症で「死なない緊急10か条&100均グッズ最新20【画像】備えあれば憂いなし!!「神アイテム」リスト (4/6ページ)

日刊大衆

一人暮らしや老々世帯の場合、周囲の人がフォローしてあげる必要があります」(三宅氏)

 東京都監察医務院が、20年の夏に熱中症で死亡した人を調査して報告しているが、これによれば、「屋内で熱中症で死亡した人の約9割が、エアコンを使用していなかった」という。

 エアコンは快適に暮らすための贅沢品ではなく、今や「命を守る道具」なのだ。

■“もろきゅう”で熱中症予防!!

 食生活でも、熱中症のリスクを下げることができるという。管理栄養士の松田真紀氏が解説する。

「熱中症予防に必要なのはタンパク質。夏は、暑さで食欲が湧かず、タンパク質が不足しがちです。そこでオススメなのが味噌です。戦国時代の兵士は、“味噌玉”という兵糧を戦場に携帯していたほどですから、古くから、栄養補給のサプリメントとして活用されていたわけです。暑くて味噌汁を飲む気にならない人は、キュウリに味噌をつけて食べる“もろきゅう”や “田楽”にしてみたら、いいでしょう」

 カリウムを補うことも重要だという。

「カリウムは発汗機能や体温を整え、体をベストな水分状態に保ってくれます。ナスやキュウリといった夏野菜の瓜類を、積極的に食べましょう」(前同)

 酒のアテにも重宝するもろきゅうは、タンパク質もカリウムも同時に摂取でき、熱中症対策には最適な食べ物と言える。

■トマトジュースも効果的

 トマトジュースも熱中症予防に効果的だという。

「トマトジュースに含まれるGABA(ギャバ)には、リラックス効果と血圧を下げる効果があります。暑さで汗をかいている際は、心身ともに大きなストレスがかかっているので、高血圧などを招く恐れがある。その予防になるんです。加えて、トマトジュースには適度な水分やカリウム、疲労回復効果のあるビタミンCも含まれている。これらを同時に摂取できるので、理想的です」(同)

 水分補給や食生活に気をつけ、エアコンによる温度管理もバッチリ……それでも40℃近い猛暑では安心などできない。

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