AIは人間以上に自分を「人間」と証明することが得意である (1/4ページ)
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将棋や囲碁で名人を打ち負かすなど、“人間ならでは”とされた分野でAIが人間を凌駕するようになって久しい。
だが最近では、AIは生身の人間よりも、自分が人間であること証明するのに長けているという。
それは、ネット上のサービスを利用する際、自分がコンピュータではなく生身の人間であることを証明するために用いられる認証システム「CAPTCHA(キャプチャ)」だ。
カリフォルニア大学アーバイン校をはじめとする研究チームが、AIボットにCAPTCHA認証をやらせてみたところ、ロボットであるにもかかわらず楽々突破、速さも正解率も人間よりも高いことが明らかになったそうだ。
人間であることを証明する認証システム「CAPTCHA」
「CAPTCHA」とは、「コンピュータと人間を見分けるための完全自動公開チューリングテスト(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)」の頭文字をとったもの。
どこかのサイトにアクセスしようとしたら、数枚の写真が表示されて「自転車をすべてクリックしてください」とか、ぐにゃぐにゃした文字が何と書いてあるのか入力せよとか、求められたことがあるだろう。
そうした作業は人間ならパッとこなせるが、AIやロボットにはなかなかできないため、利用者が本当に人間であることを確かめるために採用されている。