松本潤主演大河ドラマ『どうする家康』ここが変だよ!徹底討論15 (5/7ページ)
また、家康の家臣として伊賀者を率いる立場なので、劇中のように自ら暗闇に紛れて敵陣に侵入するようなことはしていないはず」(跡部氏)
■酒井忠次や本多忠勝との仲は
服部半蔵だけでなく、家康は酒井忠次(大森南朋)や本多忠勝(山田裕貴)など、多くの優秀な家臣を抱えている。劇中では主君と家臣とは思えないほどの“仲睦まじさ”だが、実際はどうだったのか。
「怒りっぽい家康は、三方原で武田軍に惨敗して、大いに反省し、人が変わったといわれています。そして己の足りなさを知って、自分が生き残るため、家臣たちを頼りにするようになった。その点は史実に近いと思います」(加来氏)
■多くの批判を呼んだ「本能寺の変」
一方、多くの批判を呼んだのは第27回、第28回で描かれた「本能寺の変」だ。
有名な“是非もなし”というセリフがない。「敦盛」を舞わない。信長が家康を、家康が信長の名を呼び合う描写があるなど、ツッコミどころが満載。特に衝撃的だったのが謀反の理由だ。
「明智光秀が、なぜ信長を討ったのかは諸説ありますが、本作では、中でも最も陳腐だといわれる“腐った魚説”を採用したんです」(前出の歴史ライター)
この説は、安土城に招かれた家康に、宴を仕切る光秀が腐りかけの刺し身を出し、信長を激怒させたというもの。劇中では、信長にめった打ちにされた光秀が、信長を討つことを決意した……という展開となる。
「もともと“腐った魚説”というのが作り話です。