松本潤主演大河ドラマ『どうする家康』ここが変だよ!徹底討論15 (7/7ページ)
劇中の長篠の戦いでは、鉄砲隊を3列に並べ、交代しながら発射することで、連射に近い︎状態に。こちらが史実に近い!?
デカすぎる「清州城」はアリ?劇中、CGで描かれた清州城には「広大すぎる」とツッコミが殺到。しかし、「文化財の決まりで、実在した城は設計図の通りに再現しなくてはならない。でも、清州城は実在していても不確か。だから自由に描いていいんです」(加来氏)。
信長は「柔術の使い手」ではない? 岡田准一演じる信長が、柔術で家康の関節をきめる場面が話題になったが、このシーンの信憑性は微妙。「柔術に近いものが戦国時代に存在したのは事実のよう。でも、信長が学んでいたという資料はありません」(歴史ライター)。
「元康」から「家康」へ改名した本当の理由 劇中での理由は「三河を一つの“家”だと考えるため」。しかし、「自らのルーツが源氏だと信じていて、平安時代後期の武将・源義家から取ったという説もあります。名字を徳川(最初は得川)に変えたのも、源氏由来だったからです」(加来氏)。