「愛する男を抱いたこの手がさぞ憎かろう」狂おしく咲き乱れた江戸時代の衆道『男色大鏡』【後編】 (1/4ページ)

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「愛する男を抱いたこの手がさぞ憎かろう」狂おしく咲き乱れた江戸時代の衆道『男色大鏡』【後編】

日本では古くから嗜まれてきた男同士の性愛「男色・衆道」。江戸時代には、武士社会や町人社会の間では広く嗜まれていました。そんな男色の世界を描いたのが、井原西鶴による浮世草紙『男色大鏡』です

世にも稀なる美少年の役者や若侍などを相手に繰り広げられた、愛・絆・義理・嫉妬・執念などが複雑な男同士の心情が描かれています。

【前編】に続いて【後編】でも代表的な話をご紹介しましょう。

前編の記事はこちら

「愛する男を抱いたこの手がさぞ憎かろう」狂おしく咲き乱れた江戸時代の衆道『男色大鏡』【前編】

江戸時代には「男色」はごく普通のことに…

 男性客の背後で女中と接吻をする紫帽子を被った色若衆。(写真:wikipedia)

「男色」の中でも、戦国時代に発展した「衆道」は、武士と武士、主君と小姓などの間で性愛のみならず精神的なつながりや絆をも重んじた関係で、多くの有名武将も衆道を好んでいたと伝わっています。

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