マウス実験でわかったこと。マイクロプラスチックはあらゆる臓器に侵入し、行動に変化 (4/6ページ)
[画像を見る]
あらゆる臓器にマイクロプラスチックが循環していた / image credit:Gaspar et al., International Journal of Molecular Science, 2023
この結果はあくまでマウスでの結果で、人間にも当てはまるとは限らない。だが、とりわけ懸念されるのは、それが脳からも検出されていることだ。
脳には血液脳関門というバリアのような構造があり、この重要な器官に異物が流れ込まないようになっている。だが小さなプラスチック片はこれを通過してしまうのだ。
なお、今年初めに発表された別の研究では、マイクロプラスチックを口したわずか2時間後に脳で検出されたと報告されている。
[画像を見る]
イメージ図 / image credit:Kopatz et al., Nanomaterials, 2023・体内のマイクロプラスチックは健康にどう影響するのか?
こうした体内のマイクロプラスチックが健康にどのような被害を与えるのかは、まだよくわかっていない。
今回のロス博士もいくつもの疑問を口にする。