9月21日は「アルツハイマー病の日」名医警鐘「便秘だけじゃない!」認知症にならない心得20最新版 (5/6ページ)

日刊大衆

過去を回想し、忘れていた記憶を思い出すと、脳の前頭葉が活性化するんです」(同)

 具体的には、昔の写真を数枚用意し、そこに写っている家族や仲間たちと思い出話をしたり、写真の場所をまた、訪れたりするのが効果的だという。

■麻雀もオススメ

 また、コミュニケーションの場という意味では、「麻雀で遊ぶ」のもオススメだ。

「会話が弾むのはもちろんですし、麻雀は高度で複雑な脳の使い方をするゲームですから、脳トレになる。また、勝負ごとはアドレナリンが出るので、脳への良い刺激になります」(同)

 ただし、麻雀する際、タバコを吸いながら……は絶対にNG。認知症予防に、タバコは大敵となるのだ。

「運動不足や偏った食事などとともに、喫煙も認知症になる原因の一つ。そのことを示すデータもあります」(岡田氏)

 大敵といえば、ダラダラとテレビを見る生活も非常に危険。まったく脳が使われず、認知症リスクが高まってしまうのだ。

「大切なのは、新鮮な情報をインプットすること。テレビならば、ニュース番組を見て、最新の時事問題に興味を持つ。さらに、その内容について誰かと話すことで、効果的な認知症予防となるんです」(遠藤氏)

 さっそく始めよう!

■まだある!「認知症」にならない心得チェック表

□自分で料理する具材の準備や調理など、いくつもの作業を同時に進めるので、頭の刺激になる。「料理教室に通うのもオススメ。新たな交友関係も築けます」(遠藤氏)

□肉を「週に2回」食べる 老化で筋肉が落ちたり、寝たきり状態になったりすると、認知症のリスクが増大。筋肉を維持するために、肉を食べてタンパク質をしっかり補給しよう。

□「社交ダンス」を始める 体を動かす刺激があり、異性との交流もあるため、脳が活性化し、若返る。「社交ダンスをする人は、認知症リスクが4分の1という研究結果も」(遠藤氏)

□コーヒーを飲んで30分間昼寝する 30分以内の昼寝は認知症予防に効果大だが、1時間以上になると逆にリスクが高まる。

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