恐竜よりもずっと前の時代を生きていた巨大肉食獣の化石を発見 (4/5ページ)
体長は最大で3m、体重400kgに達したと推測されている。
今回の化石が発見された地域では、ここ10年の間に、パンパフォネウスのエサだったかもしれない小型のディキノドン類(ラストドンなど)や巨大な両生類(コンズコビアなど)といった動物が見つかっている。
パンパフォネウスにかかれば、どちらも赤子の手をひねるように倒すことができたろう。
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パンパフォネウス・ビッカイの復元予想図 / image credit:Marcio Castro
ピニェイロ氏によると、パンパフォネウスは当時、南米最大の陸生捕食動物だったのだという。
「パンパフォネウスは現代の大型ネコ科動物と同じような生態学的役割を果たしていました」
恐ろしい頭というグループ名からもわかるように、その頭蓋骨はがっしりとした作りをしている。
ちなみに今回の頭蓋骨の分析からは、はっきりと正体がわからないとある顎骨が、じつはさらに大きなパンパフォネウスの仲間のものである可能性が浮かび上がっている。
この仮説を確認するには、もっと多くの化石を調べる必要がある。だが、このことは、今回の化石がもしかしたら大人ですらない可能性を示唆しているという。
この研究は『Zoological Journal of the Linnean Society』(2023年9月10日付)に掲載された。