岡田阪神セ・リーグ制覇!猛虎復活「18年の激闘」秘話20【画像】タイガースV逸の歴史 (5/5ページ)

日刊大衆

「彼が10勝到達時のお立ち台で言った“ピンチでも遊び心を”なるフレーズは、私が本人にしたアドバイスそのまま。その点では、私も彼のブレイクに貢献しています(笑)」(前同)

■主力のほとんどが生え抜き

 ところで、今季の岡田阪神が誇る最大の強みは、投打の主力のほとんどを生え抜きが占めていること。

 その意味では、大型補強による“血の入れ替え”の断行で優勝をつかんだ03年の星野仙一監督時代とは、チーム事情は大きく違う。

「星野監督はトレードなどでチームを活性化させる手法が特徴です。そして、赤星憲広ら星野政権時の主力たちは“野村(克也)の遺産”とも呼ばれていました。ただ、岡田監督も過去の遺産を大いに生かしています」(前出の阪神担当記者)

 どういうことか。

「18年に最下位となり、辞任した金本(知憲)監督の遺産です。坂本や青柳晃洋(29)は、金本監督1年目にルーキーでしたし、監督が周囲を押し切って獲得した大山は、番記者陣が“白鷗大って、どこだ?”と慌てふためいたほどの驚きの指名。同年には、今季交流戦でロッテ・佐々木朗希(21)と投げ合って12奪三振の完封を披露した才木浩人(24)も獲っています」(前同)

■アレに導いた“岡田さんの力”

 もっとも、その“遺産”をもってしても勝てなかったのが、これまでの阪神。

 そこはやはり、「采配の力」だとして藪氏が言う。

「大型補強はなく、現役ドラフト組の大竹と、ドラ1の森下ぐらい。それで、この結果を生んだわけですから、それはもう岡田さんの力以外の何物でもない。しかも、下には井上広大(22)や前川右京(20)、森木大智(20)ら若手の有望株も数多い。今後の戦略さえ間違わなければ“黄金時代”の到来も十分ありうる状況です」

 大願成就の“アレ”に続く“ソレ”は、今季の日本一だけを指し示さない。岡田監督は、今年以降も続く“黄金時代”を、見据えていることだろう。

【画像】阪神タイガースV逸18年の歴史

「岡田阪神セ・リーグ制覇!猛虎復活「18年の激闘」秘話20【画像】タイガースV逸の歴史」のページです。デイリーニュースオンラインは、佐藤輝明岡田彰布セ・リーグ優勝巨人エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る