100歳以上の人々の血液検査で明らかになった長寿の人に見られるの特徴 (2/5ページ)
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・大規模なデータ分析と血液検査を実施
これまで、90から100歳を超える元気な人の研究は小規模なものしかなく、例えば、介護施設にいる長寿者は対象にしないなど、選ばれた特定のグループに焦点がおかれることが多かった。
そこで新たに、これまでの100歳以上の人と短命の人の、生涯を通じて測定されたバイオマーカーを分析し比較した大規模な研究が行われた。
両者のバイオマーカーを比較し、そのプロファイルと百寿者になれる可能性との間の関連性を調査した。
なお調査用のデータには、スウェーデンのアモリス・コホート研究のサンプルより、健康診断を受けた64歳から99歳までのスウェーデン人4万4000人のデータも含まれている。
被験者たちは、スウェーデンの登録データを通じて、35年に及ぶ追跡調査を受けている。このうちの2.7%にあたる1224人が100歳以上で、その85%が女性だった。
分析の対象となったバイオマーカーは、炎症、代謝、肝腎機能、さらに潜在的な栄養不良や貧血に関連する血液ベースのものも含まれている。これらはすべて従来の研究から老化や死亡率と関連があるとみなされている。
炎症に関係するバイオマーカーは尿酸で、これは特定食物の消化によって引き起こされる体内の老廃物だ。
また、総コレステロールやグルコースの代謝状態や機能に関連するマーカーや、アラニンアミノ基転移酵素(Alat)、アスパラギン酸アミノ基転移酵素(Asat)、アルブミン、γグルタミン基転移酵素(GGT)、アルカリホスファターゼ(Alp)などの肝機能に関連するマーカー、そして乳酸脱水素酵素(LD)にも注目した。