100歳以上の人々の血液検査で明らかになった長寿の人に見られるの特徴 (4/5ページ)
絶対値から見ると、一部のバイオマーカーの違いはかなり小さかったが、ほかのバイマーカーの違いは幾分大きかった。
例えば、長寿の可能性と尿酸の値は強い関わりがあるようだ。これは、尿酸値がもっとも低い人たちが百寿者になれる可能性は4%であるのに対し、尿酸値がもっとも高い人たちが百寿者になれる可能性は1.5%しかないことを意味する。
今回発見した差異が、全体としてみるとたとえ小さなものであったとしても、代謝の健全性と栄養と、かなりの長寿との間に潜在的な関連性があることを示している。
ただし、この研究では、どのような生活習慣要素や遺伝子が、バイオマーカー値の違いの原因であるかを決定づけるところまではいっていない。
とはいえ、栄養面やアルコール摂取などの要因が、なんらかの影響を与えていると考えるのは理にかなっている。
年齢を重ねるにつれ、肝腎機能、血糖や尿酸の値を測定し続けるのは、悪いことではないだろう。
とはいえ、百寿者に到達するのは、偶然も関与しているのかもしれない。
しかし、バイオマーカーの違いが実際に死ぬ遥か以前から観察されたという事実は、持って生まれた遺伝子やライフスタイルも一役買っている可能性はあるだろう。
追記:(2023/10/23)本文を一部訂正して再送します。