「どうする家康」何が三成を変えてしまった?その最期にネット号泣…第43回放送「関ヶ原の戦い」振り返り (8/10ページ)
内府殿と金吾(秀秋)では、鷹に睨まれたキジのようなもんじゃ」
これを聞いて、正則は返します。
「あの小僧を買いかぶりすぎじゃ。喩えるならば、鷲とキジであろう」
実際、鷹と鷲のどっちが強いのかはともかく、二人揃って大笑いしたと言うことです。
本作の小早川秀秋は、食えない感じに期待しましたが、いかんせん尺が足りませんでしたね。
ちなみに秀秋は、関ヶ原合戦の2年後に大谷吉継の怨霊に祟られて狂死したそうな。
三成の最期と割愛された干柿 大義を思う者は最期まで…石田三成が処刑直前に干し柿を拒んだ理由とは?【どうする家康】三成、斬らるゝの日、途中にて湯を乞ひしに、折節其辺になかりしかば、警固せし者、湯は只今求め難し、喉乾かば、爰に甘干の柿あり、是を食はれよと言ふ。三成聞て、夫は痰の毒なり、食す間敷と言ふ。聞く人大に笑て、只今首を刎らるゝ人の毒断するこそ笑しけれと言ひしを、三成聞て、汝等如き者の心には尤もなり、大義を思ふ者は、仮令首を刎らるゝ期までも、命を大切にして、何卒本意を達せんと思ふものなりと言はれけり。頓て六条の河原に行きしに、顔色平生の如くにして、死に就きしとぞ。
※『名将言行録』巻之三十六 石田三成
あふれる正義感と使命感ゆえ融通が利かず、決戦に敗れ去った石田三成。
その心意気を示す干柿のエピソードは、残念ながら割愛されてしまいました。
大義に生きる者は、最期の瞬間までも命を粗末にはしない。その心意気を演じて欲しかった視聴者は、きっと筆者だけではなかったはずです。
ともあれ、ないものは仕方ありません。
