「置き配」利用率が2023年は67%、コロナ前と比べ2.5倍に増加~宅配ボックス設置率は40%、戸建住宅やアパートで設置が伸び悩む~ (5/5ページ)

バリュープレス



●置き配サービスで荷物を受け取る際、最も多く利用している場所


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●置き配サービスを利用してよかったと思うことの頻度


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●置き配サービス利用時のトラブル経験の有無


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●置き配サービス利用時のトラブル (グラフはTop5を表示)


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【結果⑤】宅配ボックス設置率約4割と横ばい、再配達削減にむけて戸建て・アパートへの普及拡大が課題
ご自宅に宅配ボックスが設置されていると答えた方は40.5%、住居形態別にみると、「戸建て住宅」への設置率は31.1%、「マンション」への設置率は62.0%、「アパート」への設置率は23.3%という結果でした。マンションへの普及に比べ、戸建てとアパートへの普及はまだ低いのが現状です。

●宅配ボックスの設置率


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM1OTI2OSMzMjkzMDAjNTkyNjlfZ05wQ0xSY29rbS5wbmc.png ]

 2019年の調査開始から置き配利用率は4年連続で増加、コロナ禍における非対面・非接触需要に対応したサービスとして拡大し定着したサービスでしたが、2024年問題を控えた今、再配達削減の有効な手段として活用が広がっているようです。玄関先や宅配ボックスなど、ユーザーが指定した場所へ荷物を届ける置き配サービスの利用満足度は高く、トラブル経験の減少が要因の一つと推測されます。
 一方、先月行った宅配ドライバーの置き配実態調査※4では、30.2%のドライバーが玄関先を指定した方に荷物を届けた際、何からのクレームを受けたことがあると回答。玄関先に荷物を置いていくことに対しては、75.3%のドライバーが不安に思っており、不安払拭のため82.1%のドライバーが宅配ボックスの設置を望んでいることが分かりました。しかし、戸建て・アパートへの宅配ボックス設置率は2~3割程度と低く、マンションに比べて普及が進んでいません。再配達削減の取り組みとして、受け取る側・届ける側の両者にとってストレスのないサービスとして置き配が定着するよう、今後も宅配ボックス・大型郵便対応ポストの普及を通じて、社会課題解決に取り組んでまいります。

■調査概要
調査対象者:置き配サービス利用者
調査時期:2023年11月27日~11月28日
調査方法:インターネットリサーチ
調査人数:1000人(男性500人、女性500人)
対象年齢:20代182人/30代201人/40代206人/50代206人/60代以上205人

■置き配調査の過去調査結果一覧
第1回調査 2019年8月(プレスリリース:https://www.nasta.co.jp/news/2019/2019082301.html
第2回調査 2019年11月(プレスリリース:https://www.nasta.co.jp/news/2019/2019110601.html
第3回調査 2021年2月(プレスリリース:https://www.nasta.co.jp/news/2021/2021022401.html
第4回調査 2021年12月(プレスリリース:https://www.nasta.co.jp/news/2021/2021121501.html
第5回調査 2022年12月(プレスリリース:https://www.nasta.co.jp/news/2022/2022121201.html

※1 ナスタ調べ(2022年郵便受け・宅配ボックス市場シェア数及び実績販売数量より推計)
※2 出典:国土交通省プレスリリース(https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000281.html
※3 出典:国土交通省プレスリリース(https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000694.html
※4 宅配ドライバーの置き配実態調査2023年11月(https://www.nasta.co.jp/news/2023/2023112701.html

【お願い】本リリース内容(調査結果等)の転載にあたりましては、「ナスタ調べ」という表記をお使いいただきますようお願いします。


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