福祉施設不足をマッチングプラットフォームで解決する企業を取材 (1/2ページ)
![福祉施設不足をマッチングプラットフォームで解決する企業を取材](https://image.dailynewsonline.jp/media/d/b/dbb93fde30c29f6182918bc34ea4b63637b83f25_w=666_h=329_t=r_hs=33b8121daa4dd8db29dacfc5d82fbcaf.png)
株式会社アーバンライクは、福祉施設の供給不足という社会問題を解決すべく、Rashikuプロジェクトを発足。その第一歩として障がい者向けグループホームの建設や投資家、福祉事業者のマッチングを行う独自のプラットフォームを開発した同社に話を伺った。
Rashikuプロジェクトが始まったきっかけを教えてください福祉施設建築に強みを持つ当社は、これまでも数件設計・建築をさせていただいてきました。その中で、この事業を本格的にスタートするきっかけとなる出来事がありました。
福祉事業者から障がい者向けグループホーム建設の依頼があったものの、高額の初期投資が必要なため、金融機関からの融資が実現せず、断念せざるを得ないケースが立て続けに起こりました。誰もがハッピーになれる事業なのに……。私たちの中に課題解決に対する熱い思いが募りました。カギはネットワークの構築とDX化。私たちRashikuはパートナーシップを重んじながら、グループホーム事業の推進に貢献します。
Rashikuビジネスモデルについて教えてください![](https://image.dailynewsonline.jp/media/8/4/844100b684afa5704b6fa990ab4c42d030f7d3ab_w=666_hs=42c49d4f797dc7cbdd2135db421aeef2.jpeg)
Rashikuのビジネスモデルでは、ステークホルダーの「リスクを最小化できる」という点が大きな特徴です。また、福祉事業となりますので、保険は国から、家賃は行政から守られており、安定性や信用性が高いというメリットがあります。具体的には、投資家の方は長期資金運用の形成がしやすくなる。事業者の方は初期費用を抑えることができ、事業拡大や新規事業参入がしやすくなる。といったメリットがあげられます。
今後の目標を教えてください今回Rashiku事業をスタートしてから色んな福祉事業者様とお話する機会をいただきますが、お話いただく中で障がいをお持ちの方や、そのご家族のお悩みなど私たちの知り得ない事情をお聞きします。