徳川家康の本陣まで突入!「大坂の陣」で見事な武勇を見せた猛将・毛利吉政(勝永)の活躍 (1/4ページ)
『どうする家康』に登場し、大坂五人衆の1人として知られる毛利勝永こと毛利吉政(演:菅原卓磨さん)。
彼は真田信繁(幸村)同様、大坂の陣で活躍するのですが、知名度が低いためにどのような活躍をしたか詳しく知らない方もいるかと思います。
実は「天下の兵総崩れせしは、偏に真田毛利両氏が功ならずや」(『翁草』)と残されていることからわかる通り、信繁に劣らぬ活躍をしておりました。
今回は吉政の大坂の陣での活躍と大坂の陣前の生い立ちをご紹介します。
毛利吉政が大坂の陣にて着用した兜・白糸威水牛兜/Wikipediaより
森から毛利へ改姓吉政は森吉成の子として天正6年(1578)に誕生します。父の吉成は豊臣秀吉の古参の家臣であり、黄母衣衆の1人でした。