戦よりも鷹狩りが好き♡本多忠勝も「いい加減になされ!」と呆れた徳川家康の熱中ぶりがコチラ (4/5ページ)
「わしがこうして戯けた振る舞いに及ぶのは、そなたらに武幸を得させんがためじゃ」
総大将たる家康が、あえて鷹狩りに興じることで、忠勝らが伸び伸びと戦える……そんな理屈でしょうか。
忠勝は狸に化かされたような思いで引き下がったことと思われます。
鷹狩りにはメリットたくさん!
……また常に人に御物語ありしは。おほよそ鷹狩は遊娯の為のみにあらず。遠く郊外に出て下民疾苦。土風を察するはいふまでもなし。筋骨労動し手足を軽捷ならしめ。風寒炎暑をもいとはず奔走するにより。をのづから病など起ることなし。その上朝とく起出れば宿食を消化して。朝飯の味も一しほ心よくおぼえ。夜中となれば終日の倦疲によて快寝するゆへ。閨房にもをのづから遠ざかるなり。これぞ第一の摂生にて。なまなまの持薬用ひたらんより。はるかにまされりとの仰なり。されば御好の深くおはしませしは。元より遊略に耽らせたまふにもあらず。一つは御摂生のため。一つには下民の艱苦をも近く見そはなし。山野を奔駈し身体を労動して。兼て軍務を調練し給はんとの盛慮にて。かの晋の陶侃といへるが。