八代亜紀、石川さゆり、小林幸子…演歌の女王13人「歌・恋・人生」感涙メッセージ (5/6ページ)

日刊大衆

おいしかったですよ」(前同)

■ギャンブルの腕を磨いた瀬川瑛子

 瀬川瑛子(76)にも苦節の時期がある。70年の『長崎の夜はむらさき』以降は、15年にわたって売れなかった。

「瀬川さんは、麻雀とパチンコがお好きなんですが、ヒットに恵まれず、全国のキャバレー回りをやっていた頃に、セミプロ級の腕前を身に付けたんだとか」(城下氏)

■人生を変えた大ヒット曲『命くれない』

 そんな人生を変えたのが大ヒットした『命くれない』だが、本誌91年8月19日号で、瀬川はこう語っている。

「ちょうど私生活で別居したとき、それまで悲しいオンナばかり歌ってきたのに、初めて夫婦愛の歌を頂いたんですね(笑)」

 複雑な思いだったはずだが、それを情感込めて歌ったことで、代表曲に仕上げたのだ。

■ブレイクまで時間がかかった川中美幸

 川中美幸(68)もブレイクまで時間がかかった一人だ。1973年、『春日はるみ』の芸名でデビューしたが、不発だった。

「同期デビューには、山口百恵桜田淳子がいます。アイドル全盛期に、地味な演歌を歌う17歳には、出番がなかったんです」(前出の音楽雑誌記者)

 その頃を振り返って、川中は本誌93年3月1日号でこう語っている。

「『新宿天使』という曲名にちなんで、夜の新宿をキャンペーンであちこち歩きましたけど売れなかった。結局、2曲でギブアップして、大阪へ帰って母のやっていたお好み焼き屋を手伝いました」

 その後、再デビューの機会を得て、『ふたり酒』をヒットさせた川中を、「とても気さくで、母親思いなんです」と言う、前出のタブレット純氏は、こう続けた。

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