何から何まで日本的に…それが日本!日本人のために大胆アレンジされたショートケーキの歴史 (4/5ページ)

Japaaan

新橋で牧場を営んでいた中沢乳業によるものでした。

コロンバンは、創業時には銀座に店を構えており、やはりこの中沢乳業の乳製品を使っていたそうです。

ただ保存が利かないことから、生クリームを用いたケーキはまだまだ高級品扱いでした。家庭向けの冷蔵庫が普及し、ケーキの売れ筋がバタークリームから生クリームへと移り変わっていったのは1950年代前後のことです。

バタークリームを使ったケーキ

ちなみに、このようにあえてバタークリーム使用のケーキから生クリーム使用のケーキへとシフトしたのも、日本ならではの理由があります。

欧米は日本より乾燥しているので、歯ごたえのある生地やバタークリームの濃厚さが好まれる傾向にあります。一方の日本は湿潤で、柔らかい食感と口どけのよさが好まれるのです。

さらに日本人の精神性として、白地に赤の組み合わせにはめでたい、非日常のイメージがあります。いちごの赤と白色の生クリームの組み合わせは、色彩的にも極めて日本人向けだったと言えるでしょう。

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