幕末の志士たちを震え上がらせた新選組!10人の組長たちの終焉を紹介【後編】 (4/4ページ)

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容姿はかなりの男前であったようで、土方に並ぶ美男であったとも。性格は威勢がよく短気。まさに新選組のムードメーカーだったでしょう。そんな原田左之助は、仲の良かった永倉と同時期に新選組と袂を分かちます。

原田左之助の終焉?

新選組から離れた後、永倉とともに「靖共隊(せいきょうたい)」副長に就きました。しかし、隊とともに会津へ向かう途中、突然「用事を思い出した」といい江戸へ引き返し、それが永倉との永遠の別れとなったのです。妻子に会いたくなって江戸へ引き返したと言われています。その後の消息ははっきりしません。

「彰義隊」に入って上野で戦死したとも、生存して大陸に渡り馬賊の頭目になったとも言われています。明治40年頃には、原田左之助を名乗る老人が現れたという話も。

まとめ

今回は前編・後編にわたり、新選組の10人の組長の人物像と終焉の時について紹介しました。死というものが本当に身近に存在したことがわかる終焉の時でした。

幕末のわずかな時を、花火のように瞬間的に光輝いた新選組に、本やドラマを通して触れてみてはいかがでしょうか?

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