独自の警察部隊をもつ海外の10の意外な組織 (2/9ページ)
たとえばカナダ太平洋鉄道は「カナディアン・パシフィック・カンザスシティ警察(CPKC)」という私設警察を持つ。
カナダと米国の州カンザスの名を持つので少々混乱するが、じつはアメリカとカナダの鉄道網を管轄とする国際的な組織だ。
その隊員は、カナダでは裁判官によって任命され、鉄道が所有・運営するものを守ることを任務とする。
またアメリカでは、カナダ太平洋鉄道の鉄道が運行している州から任命され、ついでに連邦政府から州をまたぐ権限が与えられている。
だからカナダの警察組織ではあるが、アメリカ国内でも逮捕する権限がある。
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photo by iStock・8. ニューヨーク市衛生局
多種多様な犯罪に対処せねばならないニューヨーク市の衛生局も独自の警察隊を持つ。ただの警察ではなく、305人のおとり捜査官がいるため、ぱっと見警察とはわからない。
だから不法投棄やリサイクル品の窃盗などで捕まった犯罪者は、何が起きたのか最初は理解できないかもしれない。
衛生局の警察が取り締まるのは、ノーリードでの犬の散歩や、店の外の歩道が汚れているといったことだ。
なんだか風紀委員のようだが、隊員は武装しており、必要に応じてもっと重大な犯罪に対処することもできる。ある隊員によると、一番多い違反は立ち小便であるそうだ。