ヒトの精巣からマイクロプラスチックを検出、生殖機能に影響を及ぼす可能性 (1/4ページ)

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ヒトの精巣からマイクロプラスチックを検出、生殖機能に影響を及ぼす可能性
ヒトの精巣からマイクロプラスチックを検出、生殖機能に影響を及ぼす可能性

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 既にこれまでの研究で人間の血液内臓器官心臓からに至るまで、マイクロプラスチックが検出されているが、それは精巣も例外ではなかったようだ。

 ニューメキシコ大学が行った新たな研究によると、人間と犬の両方から採取した精巣組織内で顕著な濃度のマイクロプラスチックが検出されたという。

 その量は、人間のほうが犬の約3倍に上ることが明らかになった。最も気がかりだったのは、精巣から検出されたマイクロプラスチック量が精子の少なさと関係していたことだ。



・ヒトと犬の精巣からマイクロプラスチックを検出
 米国ニューメキシコ大学の研究チームは、人間23人と犬47匹の死体解剖から精巣を採取して分析を行った。

 その結果、精巣組織1gあたり、人間では平均328.44μg、犬では平均122.63μgの有意な濃度のマイクロプラスチックが検出された。
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