江戸時代の参勤交代制度の“真の目的“とは?「各藩の経済力を削ぐため」は俗説で40年前に否定されていた【後編】 (1/4ページ)

Japaaan

江戸時代の参勤交代制度の“真の目的“とは?「各藩の経済力を削ぐため」は俗説で40年前に否定されていた【後編】

華美で豪奢になっていく参勤交代

【前編】では、参勤交代という制度が「幕府に逆らえないように各藩の経済を疲弊させるため」を目的としたものではなかったことを説明しました。

江戸時代の参勤交代制度の“真の目的“とは?「各藩の経済力を削ぐため」は俗説で40年前に否定されていた【前編】

また、それは最近になってポッと出てきた学説ではなく、少なくとも40年前には有力な学説として挙げられていたことも見てきました。

では、なぜ参勤交代という制度は生まれたのでしょうか。

そもそも、家臣が主のもとに出仕することは、徳川幕府の時代よりはるか前からあった儀礼でした。

【前編】でご紹介した通り、徳川家光が「最近は参勤交代の人数が多い」と指摘していることから、以前から参勤があったことが分かります。その、もともとあった慣例を家光は制度化したわけです。

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