期待を裏切りたくない。キングジム・HITOTOKIブランド開発担当 が「文房具」に込める想い (3/4ページ)
そんな文房具を作り続けたいとブランド化するにあたっては、社内でこういったコンセプト側の説明も何回もしていました。
新しい試みだからこそ、丁寧に説明していかなければならなかったんですね。そうなんです。ブランドを作った実績が会社になかったので、そもそもブランドってどうやって作るんだろう、というところから始まりました。ブランド化が決まったあとには、コンセプトはどのように作り上げていこうかとか、ブランドってどう発表すればいいのだろうとか。基本的なことが全く分かっていなかったので手探りでした。
そんな状況だったので、今までやったことのない仕事にまで手を伸ばしてやっていました。でも、こうして年齢関係なく好きなことを提案させてもらえる環境があって、関連部署のみなさん もたくさん手助けしてくれたので、なんとかブランドの立ち上げも成功し会社にはすごく感謝しています。
■ブランドとしてコンセプトに沿った商品を出すことはユーザーさんとの約束
次々と新しい商品を開発されている望月さんですが、アイディアを出し続けるのは大変じゃないんですか?アイディアが煮詰まることは多々あります。そういう時は、時間を決めて外に出て色んな商品を見てとにかくインプットします。その日は必ず最後にカフェに入り、その日に思いついたアイディアをノートに書きだすということをして、アイディアをどうにか出し続けています。入社してから書き溜めている“アイディアノート”はもう何十冊もたまりました(笑)。
すごい……! アイディアを出すうえで大切にしていることは何かありますか?絶対に自分が欲しいものしか作っちゃいけないと思っています。どうしても企画件数の目標値みたいなものが毎年あるのですが、ブランドとして商品を出すってユーザーさんとの約束みたいなところがあるので、ブランドコンセプトに沿っていて、自分も欲しくて、絶対におすすめできるものを作るというのを必ず守りながら新しいものを企画しないといけないと思っています。